不運が続く…ネックレスが切れ、車が故障。これは転換期のサイン?

心の教え,悩み

本日は、読者の方から頂いたご質問にお答えしていきたいと思います。

12月に入り、立て続けに予期せぬトラブルに見舞われ、不安を感じていらっしゃる方からのご相談です。

まずはご質問の内容をご紹介します。

【ご相談内容】

先生、いつもありがとうございます
個人的なことで失礼致します。良くないことが重なっています。

いつも身につけているネックレスの引き輪が壊れて突然床に落ちました。
宝飾店で修理後、僅か一ヶ月程でまた引き輪が壊れてネックレスが床に落ちました。

その数日後、会社で上司に呼び出され、評価ポイント減点でボーナスがほぼカットとなりました。
更に数日後、新たな仕事を引き継ぐ最中に、教えてくださっている先輩が来週で退社と告げられました。
そして昨日の昼間は、運転中に突然、ハンドルが重く左右に切れなくなり、レッカー車を呼ぶことになり修理中です。

12月に立て続けのことで不安を感じます。転換期なのでしょうか。
仕事を辞めるべきなのかと悩んでおります。

何かの気づきとなりますよう、ご指導をいただきたく、どうかよろしくお願い致します。


上記のようなご質問でした。

スピリチュアルな視点からお話しさせていただきます。

まず、ネックレスなどの大切にしているアクセサリーが壊れることについてです。

一般的に「身代わりになってくれた」と解釈されることも多いですが、今回のように「修理してもすぐにまた壊れる」「床に落ちる」といった現象が続く場合、それは「注意を促すサイン」である可能性が高いと言えます。

守護してくださっている存在たちが、あなたに対してこう伝えているのです。

「この先、足元をすくわれるような出来事や、注意すべきことが起こるかもしれないから、気を引き締めなさい」

つまり、不吉な知らせというよりは、あなたが大難を小難に、あるいは無難に済ませられるよう、事前にアラート(警告)を出してくれているのです。

車の故障も同様に、「今は無理に進む時ではない、一度止まって点検しなさい」という強制的なストップのサインとも受け取れます。

まずは、「教えてくれてありがとう」と感謝し、日々の行動や判断をいつもより慎重に行うよう心がけてみてください。

次に、お仕事での評価や環境の変化についてです。

ここで皆様にお伝えしたい大切な法則があります。それは「因果の法則」です。

現在の私たちを取り巻く環境や出来事というのは、「過去に私たちが心に蒔いた種」が発芽し、実った結果です。

厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、今の状況は、過去のどこかの時点でご自身の心が生み出した「原因」の結果として現れています。

それは必ずしも「悪いことをしたから罰が当たった」という意味ではありません。

「不安」や「迷い」、「不足への不満」といった心の波長が、時間を経て現実化することもあるのです。

しかし、ここで最も大切なのは、「未来」は変えられるということです。

「未来は、私たちが『今』蒔いている心の種が実るもの」だからです。

今、次々と起こるトラブルに心を奪われ、「もうダメだ」「辞めるしかない」「私は運が悪い」という不安や恐怖の種を心に蒔き続けてしまうと、どうなるでしょうか?

その種はまた時間をかけて育ち、未来において「やはりダメだった」「恐れていたことが起きた」という現実として実ってしまいます。

ご相談者様は「仕事を辞めるべきか」と悩まれていますね。

もし、今の「不安で逃げ出したい心(種)」のまま退職を決断しても、それは不安の種を蒔きながら次の畑に行くだけになってしまうかもしれません。

それでは、場所が変わってもまた似たような芽が出てくる可能性があります。

今は、まさに「心の剪定(せんてい)」をする時期です。

起きてしまった結果(現在の不運)に対して嘆くのではなく、「これは過去の清算である」と静かに受け止めてみてください。

そして、これからの未来のために、今この瞬間から「良い種」を蒔くことに集中するのです。

  • 警告をくれた事に感謝する。
  • 車が止まったおかげで、もっと大きな事故を防げたと捉える。
  • 仕事の評価が下がったのなら、自分が本当に輝ける働き方は何かを冷静に見つめ直すきっかけと捉える。

このように、心の中で「感謝」や「前向きな決意」という種を蒔き始めた時、あなたの運命の歯車は逆回転を始め、良い方向へと回り出します。

不運が続く時こそ、試されているのです。

どうぞ、不安の種ではなく、希望の種を心に蒔いてください。

その種は必ず、明るい未来となってあなたの元に返ってきます。

心の教え,悩み

Posted by 洪 正幸