個人の使命
個人の使命について質問がありました
人がこの世に生まれてくる使命には、みんなに共通するものがあります
それは、魂の向上を目指すこと、世の中に光をもたらすことです
自らが向上し、そして周りの人にも光を分け与えていくということです
そうした共通する使命というものがありますが、個別の使命について書きます
似たものとして、仕事にかかわる天職や、カルマの課題、お役目などもあり、ごっちゃになっている場合が多いかとおもいますが、今回は使命とお役目についてです
自分がどのような使命を持っているか、本人にはわからないことがあります
探求して求めていても、答えは得られない場合があるのです
ですが、日々に学びを深めて、向上していくなかに、自然に出てくることがあります
それはお役目として与えられるものっでもありますが、ある時に、不意に天から授けられることがあるのです
たとえば、以前に柴田トヨさんという90歳を過ぎてから詩を書き始め、『くじけないで』というベストセラーを出された方がいますが、それまでは普通の生活をされていたとおもいます
そのように、ずっとのちになって、お役目が出てくる場合もあるのです
ブログにも書きました武田鉄矢さんのお母様も、普通の主婦として生きて亡くなられたと思いますが、息子さんを通して、お母さんの使命が実は果たされているのです
おなじくお笑い芸人の島田洋七さんのおばあちゃん「がばいばあちゃん」も亡くなられてから、その思いは世に影響を与えて使命を果たされています
そのように晩年であったり、亡くなった後に花咲くこともありますし、世間には出てこないこともあるのです
ご本人は普通の人として生きて、亡くなられたとしても、大切な使命を果たされていることがあります
ですので、日常の平凡性の中で、僅かでも光を灯すような生き方をされることが、使命を果たすことにつながっていくと思います