ウクライナ戦争の責任とその後の日本や欧米への影響
ウクライナとロシアで戦争がはじまりました
これはもちろんプーチン大統領の強硬な手腕の問題もありますが、バイデンにも責任はあります
そもそもNATOについては、これ以上は東に拡大しないという約束を、非公式ですが米ソでしていました
それが次第に破られて行って、とうとうロシアのお膝元であるウクライナまで加盟の話が出てきたのです
ただし、まだ加盟はしていません
それをロシアも言っていたのですが、バイデン大統領は一切ロシア側の要請を突っぱねて、聞く耳を持ちませんでした
ここでもし、米国がウクライナのNATO入りを、当初の約束通りに加盟させないとしていたなら、戦争は避けられたと思います
日本のメディアも欧米のメディアも、ロシアが悪いという一色になると思いますが、責任の一端はバイデンにもあるのです
トランプ大統領は、そのまえにプーチンをほめるような発言をしていました
もしもトランプ大統領が再選していたなら、プーチンの言い分も聞いて、今回のような全面戦争は避けられたでしょう
バイデン側がロシアを追い込んで、戦争に向かわせた責任はあります
そして今後は、欧米や日本でも、さらなるロシアへの制裁が強まるでしょう
輸出入を制限するような制裁を強めていくと思います
ですが、ロシアはエネルギーや食糧の輸出大国であり、ウクライナも穀倉大国です
もしもこれらの国から、エネルギーや食糧、また以前にも言いましたようにロシアや合同軍事訓練をしていたベラルーシなどは、肥料分のカリの生産大国ですので、これらを輸出しなくなれば、世界的な混乱に陥ります
ロシアは欧米に輸入できなくなった分は、おそらくな中国に輸入することでバランスを取ろうとするでしょう
中国も特にカリの生産が多い国です
中国とロシアが歩調を合わせて、肥料分の輸出を制限すれば、逆に欧米やそれらの追随する国の方で、エネルギー危機や食糧危機が襲ってくる恐れがあります
むしろ制裁した側が危機に陥る可能性が出てくるのです
そうしてロシアは譲歩を引き出そうとするでしょう
そのように、ロシアが今後厳しくなるのではなく、制裁する側の欧米や日本などがこれから危機がやってくる可能性が高いのです
そうしたことも考えに入れていた方がいいでしょう