ロヒンギャ難民について
以前も質問があって記事にしましたが、再度質問がありましたので書いてみます
ロヒンギャ難民はミャンマーに住むイスラム教徒でしたが、迫害があって、バングラデシュに逃れている者も多くいます
ロヒンギャについては国際的には知られていて、国際的に解決しようと動いているところではあります
ですので、みなさんも関心を持たれて、質問されているのでしょう
世界には、問題を知らされていなかったり、解決へ向けて動き出すこともない民族問題もあります
その中には、チベットやウイグル問題もあったのです
これらを弾圧しているのが中国であり、中国は国連の常任理事国であるため、国際的な解決には動かず、課題としてあがることもありませんでした
しかし、ここ最近になって、世界的に中国の非道が知れ渡ることになり、こうした問題も取り上げられるようになりました
さて、ロヒンギャに話を戻すと、もともとの歴史において、日本とも関係していたことがあります
ビルマ(現ミャンマー)はイギリスの植民地になっていた時代があります
それを第二次大戦のときに、日本軍がイギリスを追い出して、ビルマを占領します
そして日本は現地の人とイギリス軍と当たるわけですが、この時にイスラムの人はイギリスについて戦いました
この時に互いに戦争をして、対立が深まったという事があるでしょう
こうした問題にどう対処していけばよいかですが、前回も言ったかと思われますが、一番には国連そのものが大きな問題を抱えています
国連は国際紛争を調停する平和的な組織のように思われますが、実際には第二次大戦での戦勝国の集まりというものです
つまり日本やドイツ、イタリアと戦った国で、世界を自分たちの都合よく動かそうとする組織と言えます
それが徐々に発展していって、国際紛争を扱うようになっていったと言えます
しかし、国連で拒否権を発動できる、常任理事国に中国がありますが、中国はそもそも欧米諸国などとは価値観をともにしていません
自由や民主主義、人権の価値観を、中国は重視していません
そのため、対立が起こっていて、世界の問題解決には、機能していない面があります
そのように共産主義の独裁国家が、国連で力を持っているため、国際問題の解決がうまく行かないという問題があります
もうひとつには、西洋諸国は発達した人選思想を持っていますが、彼らはキリスト教徒の集まりでもあるというものです
世界には仏教徒や、イスラム教徒も多くいますが、それらの国が、国連で常任理事国に入っていません
そのため、キリスト教的な考えで、国際問題の善悪が判断されることがあるといえます
このように国連は、大きくは二つの問題を抱えていますので、これを解決しなくてはなりません
少なくとも、中国を常任理事国から外して、常任理事国一国で拒否権を発動できないようにし、日本やドイツ、インドなども、常任理事国に入れ、イスラム教徒の国からも、加えるか、それに準じるかたちで発言権を増すようにすべきでしょう
日本のする事としては、そうした国連改革を訴えていく必要があるという事です
他にもいろいろとありますが、とりあえず今回はこれまでといたします