トランプ大統領の中国と北朝鮮への考え
トランプ大統領が中国への追加関税をかけると発表しました
その発言を受けて、円高が進み、日経平均も急落しています
こうした大きな変動があったという事は、市場では米中貿易は修復に向かうと考えていたのでしょう
G20で米中首脳の会談もありましたので、両者が妥協する動きを見せるものと思っていたのでしょう
しかし、こちらでも以前から何度か言っていますように、トランプ大統領は単に貿易面で中国を批判しているのではありません
中国による覇権主義を終わらせようとしているのです
そのため一時的に妥協したように見せたとしても、中国への締め付けは、体制が変わらない限り続きます
ですので、今回の追加関税の発表は、サプライズでもないものです
トランプ大統領は北朝鮮について強硬な発言を控えるようになっています
これは何故かというと、北朝鮮の奥にあるのが中国であり、北朝鮮はその出先機関のようなものだと考えています
そして幹である中国を倒せば、自ずと枝葉である北朝鮮は倒れるものと考えています
つまりトランプ大統領は中国に貿易戦争を仕掛けて、意外に中国は弱いことが分かったということです
北朝鮮に手間暇をかけているより、本丸の中国を落とせば、自ずと北朝鮮は解決が着くと考えるようになっています
中国は香港問題もあり、アメリカの貿易戦争でも厳しい状況に追い込まれています
すでに中国はバブル崩壊の過程にあるものと思われますが、それを必死に取り繕い、隠している状況でしょう
今後さらに危機的な経済危機に中国は直面するはずです
日本もその影響は受けますので、景気は悪い方向へ進むでしょう
景気の悪化をさせる消費税の増税も決めていますので、さらに悪化していくものと思われます
これはすでに何度か述べていたことなので、それが現実化しつつあるといえるでしょう
ですが突破する道も残されています
それはトランプ大統領がすでに行ったように、減税し景気回復を図り、海外に移転した企業を、再び自国に戻すような政策を取っていく事です
そうすることで日本も景気は良くなっていくでしょう