四柱推命の起源

2022年9月10日成功・富.

四柱推命について質問がありましたので取り上げます

四柱推命というのは、中国で陰陽五行説を元にして生まれた人の命運を推察しようとする一種の占いです

四柱推命自体は千年ほど前に理論が出てきたとされています

その元にある陰陽五行説は中国の春秋戦国時代に生まれたとされています

陰陽五行では木、火、土、金、水、の五行にそれぞれ陰陽二つずつ配して甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸、の十干を用いて世界の成り立ちを解くものです

このように四柱推命の起源をたどれば、陰陽五行に行きます

さらに陰陽五行はというと、陰陽思想と、五行思想に分かれます

陰陽思想は古代中国神話に登場する帝王「伏羲」が作り出したものとされています

陰陽思想では全ての事象は、それだけが単独で存在するのではなく、「陰」と「陽」という相反する形(例えば明暗、天地、男女、善悪、吉凶など)で存在していると説きます

また五行思想の方は夏(中国最古の王朝)の創始者「禹」が発案したものとされています

万物は「木火土金水」という五つの要素により成り立つとするものです

仏教でも五大要素が提言されていますし、西洋でも火・風・水・土の四元素が元という考えがあります

世界的に幾つかの要素に分けて世界は成り立っているという考えはありました

この陰陽思想と五行説が統合されて、陰陽五行思想がでてきています

さらにさかのぼっていくと、陰陽思想や五行思想のもとになるものが、宇宙からもたらされたのは事実です

特定の星というよりも、宇宙には陰陽などの二元論的な思想や、幾つかの要素で世界の成り立ちを考える思想が広まっています

そうしたものが当然地球にも影響しているのは事実でしょう

ただ四柱推命のように生まれた日時で運命を判断するというのは、どうかと思います

やはり本人の思いによって、未来は開けていくと考えた方がよいでしょう

運命論に縛られると、どんどんと不幸になっていくように思います

成功・富.

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